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こんばんは、raikusです。
ブログを一新してデザインも変えてみましたが、どうでしょうか?

上のメニューバーも付けたりしてみて、見直す際に便利になったのではないでしょうか。


さてさて。
実はつい先日まで扁桃炎という咽喉の病気にかかってしまっていまして、この病気が今までの病気の中でも非常に凶悪な部類でした。
唾を飲み込むだけでも苦痛でして、酷い時は呼吸するのも苦しいというぐらい。
皆様も、季節の変わり目ですので、お体ご自愛ください。


タイガーエクスプローラーXCですが、既に1.000km走り終えちゃっています。
トライアンフの初回点検距離は結構早くて、800kmです。
まぁ、その次は1年後か16.000kmですので、スパンは結構長いです。

1.000kmを走り終えて、感じたことを書いていきましょう!





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①デザイン

最初は、やはり外観から。

最近のバイクは割と丸っこいデザインのバイクが増えてきましたが、タイガーエクスプローラー(略称:虎X)は直線的なデザインでして、ごつめのフォルムです。

まさに、ザ☆硬派!!って感じの見た目です。


オフロードデザインなので、ダブルのフロントフェンダーがあります。
テネレはくちばしがないので、若干チグハグな印象がありました。
なんだかんだであったほうがやっぱりしっくりくるんだね。


虎Xで一番目をひくのは、なんといってもその大きなタンク回り。
見た目ずっしりとした威圧感たっぷりの重厚なフォルムですが、跨ってしまえばカウルとなって風を防いでくれます。

数あるアドベンチャーバイクの中でも、私は見た目で虎Xにしました。
近くで見ても遠くから見ても本当にカッコいいですよー!


良いところ
・ 好みが分かれるが、硬派なデザインがオン・オフ問わず現代的なデザイン。
・ 二眼ヘッドライトなので明るい。
・ 片持ち式スイングアームは、シャフトドライブ方式に似合ってると思う。

悪いところ
・ 泥場を考慮してのことだが、リアフェンダーがないので汚れます。
・ 見た目からして重厚感があるので、気軽に乗り出しにくい(笑


まぁ、デザインは人によって捉え方が違いますので、ここまでにしておきましょう。




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②エンジン特性

見た目もそうですけど、なにより購入した一番の理由としてその独特なエンジン特性にありました。

虎Xは1200ccという排気量で、3気筒の中でも非常にマイルドな味付けがされていますが、それでも随所随所で面白いエンジン音を響かせてくれます。
ゆったり流しているときは、まるでじゃれついた猫のように意外と素直に走ってくれるのですが、加速するとまさしく虎のように「ガルル、ガルル」と唸り声を出してきます。

試乗した時にこれを体感しまして、「やばい、こいつはまさしく眠れる虎だな。飼い慣らしてみたい!」と本気で感じました。


FZ1と比べちゃうのですが、3気筒や2気筒は低速での粘りというのが少し独特なように感じていまして、エンストするかも!?と思うところでも、意外と粘ってくれます。
FZ1だとエンストしているだろうなぁと思うような低速での扱いも、虎Xではエンストしません。
なので、意外とトルクは厚いです。


また、峠を走ってみての感想ですが、このバイク、非常にギアがシビアです。
「ここは5速で走ってんじゃねぇ!」、「バッキャロー!ここは3速で吹き上げろや!」とエンジンが語ってきます(笑)
今までFZ1で軽く5速で走り抜けたところがあったのですが、虎Xでは適正なギアでないと途端に不満げな感じを醸し出してきます。
少しは落ち着けww

ただ、適正なギアで走ってあげると、とても元気な調子になるのが目に見えて分かり、獲物を駆る虎へと変貌します。


なかなかに飼い慣らすのは難しいというのが正直な感想ですが、意外と峠を走るのが楽しいです。
オンロードでも十分に楽しめます。




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③走行性能

エンジン特性と被るところがあるかもしれません。

やはり260kgオーバーという重量がネックなので、正直重たいです。
サイドスタンド立てて、そこからハンドルをぐいっと起こすのも一苦労。
ちょっと坂の所に止まったりすると、ハンドルを動かすのも大変だ。
その重量も走行にずっしりのしかかってくるわけでして、特にブレーキング時や下り走行の時になかなか止まりにくいなと感じるときが多々あります。

乗ってみれば、ハンドリングは普通です。
外国人向けなのもありますが、ハンドルが若干遠く感じます。
ハンドリングは絶対テネレの方が軽い、これは間違いない。


カーブ旋回時はダイナミックな動きになりますが、非常にスムーズに曲がってくれます。
ただ、やはり重量があるので起こしが大変です。
FZ1の時は狭いカーブとかは得意な方でしたが、虎Xではなかなかテンポよく走るのにコツがいりそうです。


バンク角は狭いです、もしかしたらFZ1と同じぐらいかも。
バンクセンサーがないので、登りの180°カーブの時にガコッとシフトステップを曲げてしまいました(後日、修復できましたが)

乗車姿勢ですが、非常に楽です。
納車翌日、楽しすぎて500kmも下道を走ってしまいました。
200kmノンストップで走ることが出来ました。

また、視点が高くなったのですが、とても新鮮な感じです。
今まで通ってきた道も、少し視点が変わるだけで別風景になるんだなぁとツーリングしながら体感しました。


気になる足つきですが、アドベンチャーバイクの中では良い方のこのバイクも、170cm程度ではロー側にシートを設定しても、両足がピン立ちになる程度です。
正直これでは交差点などの急ブレーキや、ちょっとしたダート道では不安になることから、シート加工をしてもらいに行ってきました。

-2cm、あんこ抜きしていただきましたが、これだけで大分違います。
若干、膝の曲りがきつくなってしまいましたが、FZ1と比べれば大したことない。
2cmの効果は大きく、両足のつま先がしっかり着くので踏ん張りが利くようになりました。
足つきが不安でアドベンチャーバイクはちょっと・・・と考えている方は、2cmだけでもあんこ抜きをするだけで大分変わってきますよ!


走行性能の総評として・・・。

・ 旋回性能はメガスポーツ並
・ 重量があるため機敏な動きは難しい
・ 調子に乗ってリーンアウトの姿勢で走ると、ステップ擦る



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おくとろに行ってきましたので、あの恐怖の吊り橋を渡ってきました。
下手すれば、納車翌日に川ポチャです、もうこんな危険な思いはしたくありません(笑)


④機能

機能面ですが、私の虎Xはパッケージキャンペーンが付いていたのでオプションが多数ついています。
その中でもフォグライトとシートヒーター、グリップヒーターがインプレしやすい場所でしょうか。
この辺は、おいおいインプレしていきます。

メーターの機能ですが、FZ1とは違ってさすがに便利な機能がてんこもりです。
・温度計
・ODOメーター
・TRIPメーター
・航続可能距離
・瞬間燃料噴出
・平均燃費
・走行時間
・クルーズコントロール速度設定値

これが1.2と2つあるので、長距離ツーリングだとわざわざ総走行距離などメモっていたのですが、そんな面倒なこともなくなります、やったぜ!
頻繁にチェックする項目は、やはり平均燃費ですね。
だいたい21km/Lの燃費です。
ハイオクですが、FZ1よりは燃費がいいですね。

燃料満タンから走行可能距離は430kmぐらいでしょうか。
東京~大阪間なら、ギリギリ無給油でいけるといったところでしょうか。

バイクを買い替えるにあたって重要視していたクルーズコントロールですが、やはりあったら便利です。
便利すぎて、タンクに寝そべることも余裕です。
なんで全バイクにこの機能が付いてくれないんだと思うほど、最高の機能。
設定すれば、1km/hごとに速度の変更が出来るので細かい調整もばっちり!


実はタイガー800がモデルチェンジして、機能面でタイガーエクスプローラーと大差なくなってしまいました。
主に違うのはシャフトドライブくらい?
タイガー800がリリースされてから1年後にエクスプローラーも発売されたので、もしかしたら来年エクスプローラーもモデルチェンジする可能性が高いかもしれませんね。

不満点としては、この価格帯まで出しているんだから、電動サスペンション調整機構と電動スクリーンの装備を付けてほしいことですね。
電動スクリーンは正直本当に欲しいなと思います。
特にこの夏場はそう感じる。

正直この辺が、800との差別化のために次のモデルチェンジで来るのではないかと予想している。
今乗る分には後悔してませんけど。きたらきたらでなかなか悲しいと思う(汗


1stインプレッションはここまで!

あくまで簡単な感想になってしまいましたが、まだ1.000kmしか走っていないので許してください。

タイガーエクスプローラ-のブログはあまりなくて情報量も少ないというのが正直なところですので、私が発信していけたらなと思います。